近藤正勝

プログラム

  • 近藤正勝《山と渓間(ピンクストライプ)》2022

  • 近藤正勝 展示風景

  • 近藤正勝 展示風景

  • 近藤正勝《ハガキコレクション(スタディーワーク)》1989~1995

  • 近藤正勝《暗闇の小鳥》2020

展示〈四間道〉

《山と渓間(ピンクストライプ)》2022
《暗闇の小鳥》2020
《隠された場所》2018
《小鳥(ピンクの羽根)》2019
《ハガキコレクション(スタディーワーク)》1989~1995

会場:
伊藤家住宅
観覧時間:
11:00-19:00

アクセス

ステートメント

会場となる伊藤家は堀川運河の建設後にこの水運を利用して家業を営んだ代表的な商家です。今回展示する山の作品は堀川に流れ込む水、その主な源流である庄内川、またその先の水源となる岐阜県の山々を意識しています。山から水が流れ出し、それが名古屋の豊かな経済圏を支え、文化を育んできた歴史を踏まえて、伊藤家の床の間にこの作品を置いてみました。
僕にとってのランドスケープとは、無限の生命体の集積であり、それに関わる人間の文化また寓話の集積でもあります。それら数々のディテールが幾十にも層を成して心の中に抽象的な山を形成しています。それを踏まえて今回は学生時代のスタディーワークのハガキコレクションも同時に展示します。

アーティスト

近藤正勝

愛知県生まれ。1993年、スレードスクール・オブ・ファインアート卒業。在学中ロンドン大学からThe Wilson Steel Memorial Medalを受賞、1997年には「John Moores Liverpool Exhibition 20」で2nd Prizeを受賞。主に自然界をアーティフィシャルに解釈するランドスケープ絵画を制作する。主な展覧会に「エレメント」(THE CLUB、2021)、「沈黙の時に」(All Visual Arts、2012)、「Prime」(東京オペラシティ アートギャラリー、2000)、「Surface」(Nederlands Foto Instituut、2001)、 「相対的普遍」(コオジオグラギャラリー、1996)など。

https://www.masakatsukondo.com/