2011年度

国際若手デザイナーワークショップ2009参加プロジェクト、「名古屋なるへそ新聞」がDMYベルリン(DMY 国際デザインフェスティバル)に招待参加!

2011年7月1日

終了

DMY Berlin 2011

BERLINER NARUHESO WELTZEITUNG|ベルリンなるへそ世界新聞

このプロジェクトは、「クリエイティブ・デザインシティなごや2009|国際若手デザイナーワークショップ」のためにデザインされ、DMY2011に招へいされました。

BERLINER NARUHESO WELTZEITUNG(ベルリンなるへそ世界新聞)”は、新聞紙面のリデザインを通じて、参加者のみなさんと都市デザインの難しさと意味を体験・理解していくためのプロジェクトです。

新聞のレイアウトは雑然としていて都市のレイアウトにも似ています。新聞紙上では車の広告の上に掲載された経済危機の記事の隣に漫画がくるということがあり得るでしょう。それは都市においてカーディーラーの上にフィットネスジムがあり、その隣にソーセージ店があるということのようなものです。

BERLINER NARUHESO WELTZEITUNG”の第0号は、このプロジェクト全体のコンセプトを物語るようにデザインされており、昔のベルリンの新聞のような見た目をしています。私たちは、この第0版のレイアウトを昔のベルリンの街のレイアウトとして捉えています。参加者のみなさんは、この新聞の見た目を、新しい都市の様相を生み出すためにリデザインすることになります。都市のデザインを実際に変更する場合、住宅や店、公共の建物等を一つずつ取り扱う必要があるのと同様に、既存の記事も一つずつ取り扱う必要があります。新しいビルを建てる空き地が必要であれば、元々ある建物を取り壊す必要があるのと同様に、その場所に新しい記事を書く前に、物理的に一つずつ記事を切り抜き、空いた場所に次の記事を書く事になるのです。そういった一時的なスペースは、通常はあまり都市の重要な要素だとは思われていません。しかし、それらは都市の生まれ変わりに欠かせないものなのです。

参加者のみなさんは新しい記事を書くため、このワークショップとしての新聞社の記者として活動することになります。様々な人々に、今はもう残っていない古い家での印象深い大切な記憶についてインタビューを行います。私たちは、掘り起こされた過去の記憶を空欄にあてはめることによって、都市の未来の姿を想像し組み立てることが可能となります。

詳細はレポートをご覧ください。


※ このプロジェクトは、もともと「クリエイティブ・デザインシティなごや2009」において行われた、「国際若手デザイナーワークショップ2009」のためにデザインされ、実現しました。クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会は、DMY2011でのプロジェクト開催をサポートしています。

DMY Berlin
DMY2011

DMY Berlin 2011
日時2011年6月1日(木)~4日(土)
会場

ベルリン テンプルホフ飛行場

主催クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業実行委員会
DMY Berlin GmbH & Co. KG

ディレクター:山田 亘 村田 仁
特別協力:ゲーオルグ・シュマールホーファ

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