レポート

ユネスコ・クリエイティブシティズ・ネットワーク年次総会+C2-MTL+デザイン都市・サブネットワーク会議 レポート

2012年5月10日

ユネスコ・クリエイティブシティズ・ネットワーク年次総会+C2-MTL+デザイン都市・サブネットワーク会議 レポート

ユネスコ・クリエイティブ・シティズ・ネットワーク年次総会は毎年認定都市で開催されるもので、今年はデザイン都市として認定されているカナダ・モントリオール市のテクノロジーアート協会(通称:SAT) で行われました。モントリオール市はトロントに次ぐカナダ第2の都市、パリに次いで世界第2のフランス語圏の都市で、旧市街などはヨーロッパのような街並みが続きます。またシルク・ド・ソレイユの拠点都市としても知られます。カナダ国内だけでなく北米でも屈指の文化都市とされています。

今回の会議には、認定都市34都市のうち32都市、100名近くの代表者が参加し、新規加盟都市の紹介やネットワークの今後の運営方針について議論しました。会議終了後には、ぺちゃくちゃ・ユネスコ・シティズ・オブ・デザイン・スペシャルエディションが開催され、モントリオール市を含めたデザイン都市が各都市のクリエイティブシティとしての活動、都市を代表するデザイナー/デザインプロジェクトのプレゼンテーションを行いました。名古屋市は、次世代のデザイナー育成のための取り組みや、名古屋の新しいデザインエクスペリエンスを担う若手デザイナーの作品やプロジェクトを紹介しました。

この本会議とは別に、名古屋市も含めたデザイン認定都市の11都市は、サブネットワークミーティングを開き、より具体的な情報の共有と今後のネットワーク事業の可能性について協議しました。ミーティングではデザイン都市による恊働プロジェクト「CODE」についての報告が、名古屋、神戸、モントリオールからされました。また、今回のテーマ「スーベニア」については、今後も継続していくことが検討されています。


ユネスコ・クリエイティブシティズ・ネットワーク年次総会+C2-MTL+デザイン都市・サブネットワーク会議
日時2012年5月21日(月)~25 日(金)
会場

テクノロジーアート協会(SAT)
モントリオール美術館(MMFA)
ニューシティガス他

主催モントリオール市
共催など

協力:ユネスコ

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